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審査について


キャッシング、カードローンの融資審査についてご説明します。

通常、銀行は不動産担保や保証人が無い人にはお金を貸しません。(銀行カードローンは別です)融資審査では住民票、納税証明書、所得証明など多くの証明書類の提出を求められます。

クレジットカードを扱う信販会社では担保が不要ですが、申込み者の資力・性格・資産の3つの軸から総合的に信用度を判断する「3C」という考え方の元に審査基準を定め審査をしています。

一般的に、キャッシング業者は担保も保証人も不要な上に、わずか30分〜1時間程度の審査で10万円〜50万円という現金を貸しています。銀行やクレジットカードよりも手軽さをウリにして簡単にお金を貸す分、高い金利に設定して回収しているので、このようなことが可能になるわけですね。

キャッシング業者の審査がどのようにして行われるのか、一般的な事例でご説明します。

消費者金融の審査の流れは、

本人確認→信用情報機関への照会→オートスコアリング→在宅及び在籍確認

これらを総合的に判断して支店長が融資の可否を決定します。

店頭などでの融資の際は対面与信となりますので、申込み者の印象も審査の材料となります。

スコアリングの基準は各キャッシング業者によって異なり、その他の属性の基準も異なりますので、同条件で各社に申込みをしても審査結果が異なるケースもあります。

 

本人確認

審査のスタートは本人確認からとなります。

運転免許証、健康保険証などの提出資料を参考にし、確認の電話で、申込みしているのが本当に本人なのかを調べます。 本人でなければ答えられないような生まれ年の干支を聞くこともあります。キャッシング業者が本人確認をせずに申込者にお金を貸してしまえば、融資額すべてが会社の損害となるため、本人確認は厳格に行います。詐欺事件の防止にもなります。

信用情報機関への照会

まず最初に、キャッシング業者側がコンピュータで、各キャッシング業者の加盟している個人信用情報機関(※1)に、名前と生年月日からあなたの他社での借入状況を調べます。即座に結果がわかり、現在の借り入れ状況の他に返済の状況も判明します。

住所や電話番号・勤務先などの属性情報(※2)も分かるようになっており、申込みした際のあなたの申告と相違がないかも調べます。 今までに一度もキャッシングを利用したことの無い人は、登録情報がありませんから「該当ナシ」との結果が返ってきますので、この審査は問題ないでしょう。 しかし、以前に返済を滞納していた、または現在も滞納中だったりすると事故情報として登録されています。 また、任意整理や自己破産などの債務整理を行った経歴があれば、その情報も登録されていますので審査は厳しいものとなります。

※1)各キャッシング業者はそれぞれ加盟している信用情報機関が違います。基本的に消費者金融は全情連に入っていますが、CRIN(クリン)というシステムで他の信用情報機関での情報が入手できます。 その場合、照会料が必要となりますので、実際には他の信用情報機関に照会をしないこともあります。

※2)属性情報:申込み時に申告した住所や年齢、勤務年数などの情報

オートスコアリングシステム

あなたが申込時に申告した属性は、裏付け確認を行いながらコンピュータに入力されます。その属性のモデル(=属性モデル)によって、自動的に分類が行われます。コンピュータが点数化(スコアリング)していき、一定の点数以上ならば融資が可能とされます。 年収や勤務年数などの各項目ごとに合計します。

属性モデルとは、キャッシング業者の過去の膨大な取引データから、あなたに一番近い属性を持つ人をモデルとしてピックアップし、融資後の利用履歴を検証して、その統計からあなたの今後の利用状況と行動特性を予測するものです。このような属性モデルの分類によって、あなたにいくら融資ができるかがコンピューター上に表示されます。

このシステムは各社過去の顧客取引データから算出するようになっていますので、キャッシング業者ごとに違いが生じます。

自社顧客取引照会
名前や生年月日、電話番号などから自社内のコンピュータで過去の取引内容や本人同居家族の取引有無などを調べます。 これを行うことにより家族の肩代わりでの借入を防止する効果があります。
在籍確認と在宅確認

最後に融資担当者が、申込み内容に記述されている、あなたの勤務先に電話をかけて、あなたが本当にそこに勤務しているか在籍確認を行います。そして次に自宅に電話をかけて、本当にそこに住んでいるか在宅確認を行います。 これらの電話連絡は、消費者金融名を言わず友達などを装い個人名でしてきますので、勤務先の人や家族にはキャッシング業者だと分からないようにしてくれます。ただし、近年ではキャッシングの需要にともなってキャッシング知識の豊富な方が増えています。 勤務先や家族でも、個人名で電話があると怪しく思う人もいるかもしれません。できるだけ直接電話をとることをお勧めします。

融資実行
以上の結果をもって支店長や審査責任者が最終的な判断をします。キャッシングサービスのウリのひとつに 「融資の早さ」 がありますので、審査を30分以内で行うことを目標としている業者が多いのも事実です。一般的な消費者金融では審査時間は15〜30分で終了してしまいます。早いから審査も甘いのかと思われるかもしれませんが、前述のスコアリングという方法を行うことにより早くなったわけです。

 

他社借り入れについて


キャッシングを申し込む際に、他社から借り入れしていると審査に不利に働くかといえば、一概にそうではありません。回収不能のリスク 「貸倒れのリスク」 を最小限に抑えるために、申込み者の現在の支払能力と借り入れ状況のバランスを考慮し、支払い余力があるのか?という視点で判断します。

「貸倒れのリスク」を把握するために「他社借り入れ件数」を重要な判断基準とします。 「他社借り入れ件数」 が、キャッシング業者の許容件数内であれば、属性レベルが低くても、貸してくれるケースがあります。(融資額は低い場合が多いですが)

クレジットカードの審査は 「借り入れ総額」 を重視しますが、キャッシングの審査では 「借り入れ件数」 つまり何件の業者から借り入れをしているかということを重視します。クレジットカードであれば、各業者によって融資額(与信額)にばらつきがあります。 しかしキャッシングの場合は、一件あたりの融資限度額が50万円であるケースが多いため、借入件数を知れば借り入れ総額も予測できるわけです。

属性レベルが高い人には融資限度額が100万円になる場合が多く、結果的に 「1社から100万円も借り入れできるほどの信用がある」 と判断され、優良顧客と判断されます。同じ100万円でも4社から各25万円づつ借り入れしている場合は、 「1社あたりの限度額が低い=信用が低い」 ということになります。

融資限度額はその人の信用度を測るバロメーターになるわけです。つまり、多数の業者から借りている人は、信用度の低さから1件あたりの融資限度額が少ないことにより、多数の業者から借りざるを得ないのだとキャッシング業者は判断するわけです。

キャッシング業界では、業者の規模・内規によって他社借り入れ件数の許容件数が異なります。「他社借り入れ○件までOK」という線引きが存在するわけです。しかしこのような表現を広告に載せると、行政機関などから融資助長であると指導されますので、具体的な件数を公表しないのが通常です。

 

ブラックリストについて


ブラック=事故情報
ブラックとは個人信用情報期間に事故登録されたことをいいます。金融事故には様々な形態がありますが、主として、長期に渡り返済が滞るなどの契約違反情報、債務整理、調停、自己破産などの事故情報があれば個人信用情報期間に登録されます。この状態を一般的にブラックと呼び、各金融機関がお金を貸さなくなった状態のことを俗に『ブラックリストに載った』と言います。

自社ブラック
例えばキャッシング業者のA社から借入をしていたとします。 滞納が長期にわたりブラックの状態だとします。その後、完済できたとすると信用情報機関の事故登録が一定期間後に消えます。再びA社から借り入れが可能かどうかと言えば困難であると言えます。消費者金融やクレジット会社などの金融機関は、自社でブラックになった方の情報は、信用情報機関から消えた後も半永久的に持ち続ける傾向があるからです。これを俗に自社ブラックといいます。必ずしも利用できないという訳ではなく、業者によっては自社ブラックであっても利用できるケースもあります。

他社ブラック
クレジットカードでの延滞事故が信用情報機関に登録されたとします。消費者金融では他の金融機関の事故情報は余程のことが無い限り照会しません。照会料金がかかるという理由もありますが、消費者金融では貸付残高を増やすとういうことが重要ですので、仮に事故登録などされていれば融資できなくなってしまう可能性があるからです。消費者金融は同じ業界内の情報のみを重要視する傾向があります。

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